川崎市中原区の歯科医院
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安心・安全・安価 簡単・簡潔・即効性の代替医療に

ついて患者・術者・観察者の三位一体の観点から

お伝えいたします。

発行は隔週の木曜日とさせていただきます。

     

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簡単・簡潔・即効性の代替医療情報
 
net-dental 代表 松下がお送りします。net-dental  http://www.net-dental.jp/

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<今週のポイント>

    ●ご挨拶
  ●ことわざについて□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

簡単・簡潔・即効性の代替医療情報
 
net-dental 代表 松下がお送りします。net-dental  http://www.net-dental.jp/

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<今週のポイント>

   ●  ご挨拶
  ●人間の体について
  ●自律神経と免疫細胞
  ●ハンス・セリエとストレス学
  ●ホメオパシーについて
  ●Vital force
  ●ホメオパシーにおける治癒の方向性
  ●ホメオパシーに於ける緊急のレメディー
  ●自然は大きなホスピタル
    ●今週のおさらい
  ●あと書き
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ここのメールレターは、まぐまぐ
を通じて皆様
に配信しております。
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こんにちは。
net-dental 代表の松下と申します。

メルマガを知ってから時間が経ちますが、これが、商用に使われたり、
ひとつのマーケットを築くとか、想像もできないぐらい発達していくのに
驚いています。

日本におけるI.T.の始まりが約14年前、メルマガが約3年前ぐらいだと
思うのですが、このような巨大なマーケットを形成するとは、ほんとに

驚きです。私も今では、メールチェックが毎日の習慣となり、ツール
としては欠かせない存在となってしまいました。

だからこそ、休みは、自然の中で思いっきり過ごさなくてはと思うのですが・・・


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●人間の体について
皆さんは、人間の体がどのようにして考え、感じ、認識し、
動いているか、又体の内部はどのようにして動いているか

ご存知でしょうか?

つたない私の知識からしても、全て、電流と化学物質ではなかった
かと思います。体の五感と呼ばれる感覚器は、外からの刺激を電流
に変えて、脳に伝えます。

しかしながら、一本の線のようにつながっている訳ではなく、
シナプスという、鍵と鍵穴のような形で連絡をとりあっているのであり、
無数の接触をしていると考えてください。

そして、その鍵と鍵穴の間は、神経伝達物質という物質が介在して、また、
電気が流れていくと言う具合いです。それを一瞬のうちに行っているのです。

心電図、筋電図、脳波、すべて電気信号を増幅して目で解かる様にしたものです。

例えば、目からはいった色々な光は、感覚器が興奮して電流に変わり、次の
神経細胞の前で鍵から化学物質が放たれ、これにより次の細胞のところの鍵穴を
興奮させ、電流が流れるという仕組みです。

最終的には、脳の部分が興奮して画像としてとらえます。

筋肉が動くのも食べ物を消化するのも、全てこのように電流と伝達物質により
行われているのです。全ての行い、営みが電流と伝達物質というもの
により行われるのです。

この伝達物質というものを、人間が化学的に作りだしたものが、症状に効く
薬である事が多いのです。又逆に、阻害する物がそうである事もあります。

痛みを感じるとき電流が流れ、伝達物質が放出されて、脳で感じます。
その時の伝達物質を阻害したりするのが痛み止めなのです。

このような化学物質と違い、神経の興奮、即ち電流の流れを調節するのが、
鍼灸であり、エネルギー療法と考えられるホメオパシーの作用機序ではないか
と私は考えているのです。

井穴(せいけつ)・刺絡(らく)学を教えて下さった、浅見先生(内科医師)は、
病気の気とは、神経のことを言う。そして、神経の異常機能が、神経が支配している
臓器の異常反応を起こす。これを病気と言う。

従って、病気の原因は全てストレスだと断言しておられました。

ここらあたりは、科学的に証明されたかどうか今のところ知りません。あくまで
実際に効果があることによる、仮説なのですが、そう考えるとつじつまが合うので
す。

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●自律神経と免疫細胞
新潟大学免疫学教授・安保先生は、その著書で、脳の新皮質(最も外側のしわしわ
の部分)即ち心とも呼ぶべき部分が大脳辺縁系(脳のまん中の方)に影響を与え、

この大脳辺縁系が自律神経を支配しているのです。又この自律神経が免疫細胞を
支配している事が科学的に証明されました。

これが、なにを意味しているかというと、病は気からという事を証明した事になるの
です。

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●ハンス・セリエとストレス学
おそらく150年ぐらい前の方だと思うのですが、ハンス・セリエという、ストレスと
病気の関係を論じた偉い方がおられます。ストレスが溜まると、病気になりやすい
ということを動物で実験したかたです。

そんな事は昔から誰でも知っていたことでしょうし、医学的知識がなくても
なんとなく経験することなのであたり前といえば、あたり前の事でしょうが、
科学的実験を行ったということが重要なポイントだったのでしょう。

しかし、どうすれば、この気の病を治せるかを、彼は示していないのです。ところ
が、3000年も前から、インドでは、この病気を、瞑想やヨガという不思議な方法で治
していた訳です。又、鍼灸でも古くから治療していたわけです。

明治から昭和の戦後まもなくまで健在で、天風哲学という、色々な教えを辻説法
形式で説かれた哲人がおられましたが、この方は、英雄といえばいえる程すごい方
で、私は、日露戦争における東郷平八郎や、児玉源太郎大将と同じぐらいすごい方だ

と考えているのです。この英雄も日露戦後に罹患した結核でただの病人となり、その
治療法を探して世界中をさまよい、あきらめて日本に帰ろうとした時に、ヨガの聖者
カリアッパ師と出会い、ヒマラヤの麓で修行をし病を完治させたのです。

中村天風については、本もありますし会館もありますから興味のある方はお調べ
ください。
        
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●ホメオパシーについて
ホメオパシーについては、実践する方も多くなり、調べれば、沢山のサイトがあり
詳しく書いてあると思います。しかし、私が最初にこの治療方法を知った時には、
余りにも奇妙キテレツで困惑したのを覚えていますので、私なりに咀嚼して解説
していきたいと思います。
 
その2つの基本原理は、

 1)Like cures like

似たものが似た症状を治癒するという意味です。・・・・・・

例えば、ワクチンというのは、弱いウイルスやその断片を体に投与し、
そのことにより抗体というウイルスを捕まえてくれる免疫機能ができる為に、

ウイルスがやって来てもこれにより病気にならずに済みます。
創始者ハーネマンは好奇心旺盛な天才医学者で、マラリアの特効薬である

キニーネという薬が苦いから効くという論文を見て、疑問に思い、
自分で試しにキニーネを服用したのです。すると、マラリアと同じ

症状が出てきたのです。そのことにヒントを得て同種療法である、
ホメオパシーという学問を研究し体系化していったのです。

2)The Minimum Effective Dose

最小限度で効果的な投与を行う。・・・・・

有毒な砒素や水銀もどんどん薄めていくと、副作用が少なくなり、
反対に薬として使えるようになります。(ホルメシス効果)

ハーネマンは、ある時薄めていっても、振とうと撹拌を繰り返すと
薬の効果が反対に強くなるというのを発見しました。

これにより最小限度でも薬の成分ではなく、なんらかの形で
人間の自然治癒力を刺激し病気がよくなる事を発見したのです。

ただ自然治癒力というものを刺激するだけですから、
ほんの1粒、2粒でもよい訳なのです。副作用もなく、

害もない治療法です。


・・・・・この原則について説明を付けるとすれば、当時の医薬品の
つくられ方について説明する必要があります。

医師は自ら薬を作っていた訳ですので、毒性の強いものを使う場合、
副作用をいかに減らすかということで、どこまで薄めたら効果も有り
しかも毒性が少なくなるかいつも思案していたと言う事情があります。

そんな時ハーネマンは、振とうと撹拌を偶然行い、その事実から薄めても
効果があり、又、効果が強くなるという常識からはずれた事実をつかんで
いったのです。

これを現在の科学的な思考をもって説明するばあい、情報や記憶、エネルギー
という形で残ったものが、大脳辺縁系などの免疫の中枢や免疫細胞に働き
かけ病気が治癒していくものと考えられています。

事実として、ホメオパシーのレメディー(薬、しかしdrugと呼ばない)投与
後免疫細胞が増えているのが確認されているのです。

ホメオパシーの事を同種療法というだけでなく、精神神経免疫療法という言い方
をするのもうなずけます。

大脳辺縁系は自律神経を支配し、免疫系を支配しているといえますが、この
大脳辺縁系も又、大脳皮質即ち、人の感情や意識に影響されているのです。

不思議な事に、ホメオパシー治療が奏功すると、まず気分が良くなるなど
の精神症状の改善が最初に見られるのです。

●Vital force(生命力)
ホメオパシーに於いては、この言葉を良く使います。

病気とは、Vital forceが乱される事により起こるのであり、症状とは病気
の現れ、つまり内面の病的変化を現していると言える。Vital forceが
元に戻れば病気はよくなる。・・・・このように
表現されていることもありますが、良く解かりにくい表現です。

Vital  forceという物は、生物の本質みたいなもので、これがあるから
生きているとも言えます。従いまして、これが消失してしまった状態
が死ともいえます。これが傷害されている状態が病気ですから、

その状態に影響を与える何か、電気でも磁石でも感動を与えることでも
よいのですが、それにより正常なVital forceの状態になることが健康な
状態と言えます。

例えば、死後直後の生物は、生きている状態と何が違うのか?

同じなのです。違いは、生きている反応がないということだけなのです。
Vital forceの調子が良くなるという事は、現代医学的にいうと、大脳の、

痛みや感情などを感じる部分に脳内モルヒネなどが作用し、スポーツを
やっている時のランニングハイの状態になるということでしょか、そうすると
大脳辺縁系もそして免疫系もいい状態になり

その為肉体がよくなり、目に見える部分が良くなるということです。
このVital forceは、東洋医学的にいうと、気の概念に近いのでは
ないでしょうか。
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●ホメオパシーにおける治癒の方向性
ホメオパシー治療においては独特の治癒の仕方があります。

4つの軸にそった治癒の方向性

1.最も重要な臓器から、最も重要でない臓器へ

2.内から外へ・・・・アレルギー性の喘息と湿疹のある患者では、喘息が
  先ず改善されてから、皮膚がよくなるということになります。この時、一時的
  に皮膚疾患が悪化する事があります。(漢方における免ゲンや好転反応)

3.上から下へ

  一般に皮膚の症状では、頭部、顔面そして体幹、四肢の順に発疹が
  改善されていきます。

4.症状が現れた経時的な順序と逆の順番で症状がきえていく。
  
  最近の症状が消えた後に昔の病気が出てきたりして、又これも消えていく。
  こういう事が起こります。

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最近netでホームページを開いたせいで、色々な所から問い合わせが来るように
なりました。それは、歯科の問い合わせではなく、刺絡(しらく)療法に関する問い
合わせが多いのです。

刺絡(しらく)療法とは、鍼灸の一つで、指のツメの角の井穴(せいけつ)というツ
ボを少し刺し、出血させる治療法です。他にも頭やら耳のそばのツボを刺す方法
等があります。

奇妙な事に色々な病気がこれだけでよくなっていくのです。私は、肩こりがひどいの
で、その時はよく使います。頭痛がひどい時にはその部位に針を刺したりして治しております。

即効性が高いので重宝しているのです。ところが、これをやる診療所が少ないよう
で、1年待ちとか、半年待ちなので止むに止まれず電話されるくるようです。

当方は、歯科の患者さんのみということですのでお断りしているのですが、歯科の患
者さんには肩や首の凝り、耳鳴り、めまい等の治療を希望する方が多くて悩みの種です。

いっそのこと、鍼灸、整体でいこうかな〜という誘惑に負けそうになる事があるので
す。(^^)

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●ホメオパシーに於ける緊急のレメディー
  ホメオパシーのレメディー(薬?)は沢山の種類がある為、全部
  を使うということは現実的ではありません。私は英国グラスゴー
  のモデルを習っていますので、このやり方を説明します。

グラスゴーモデルの場合、10種類を使います。それは、種類が多すぎると
実際使う時に迷ってしまい、手当てが遅くなるおそれがあるからです。

まず、この10種類のレメディーを使い慣れる事が大事だとされています。

1.ARNICA・・・・キーワードはInjury 損傷です。
すべての種類の外傷や、身体的な bruising 打撲に対してこれをもっともよく
使います。

軟組織(骨以外)のダメージ、挫傷(すりきず)、外傷、外科手術、脳震盪
分娩、運動後の筋肉痛

私が使った感じでは、出血に最も効果があるように感じます。

2.BELLADONNA・・・・キーワードは、Suddenness突然です。

突然、熱い、発赤、腫脹している、痛い、ズキズキする、弾んでいる状態

瞳孔散大、きらきら光る目、赤く熱い、弾んだ脈、手足は冷たい等の特徴

しょう紅熱、扁桃炎、中耳炎、腸間膜腺炎,乳腺炎,熱性痙攣等に24時間
以内に通常投与します。

3.ARGENTUM  NITRICUM・・・・キーワードは、Anticipation予期不安です。

・未来の出来事に対する不安と恐れ(予期不安)
・自身の欠如
・スピードが速くなる、熱くてエネルギーのある状態
・胃が激しく回っている、下痢等を伴う。

試験前とか、何か大事な事がある前で、緊張して眠れないとか、トイレに頻繁
にいく様な状態の時に良いと思います。

4.CHAMOMILLA・・・・・キーワードは、Teething生歯です。

・痛みに対して怒っている。
・イライラにたいして、なだめられない。
・抱き上げたり、揺り動かすとよくなる。
・気まぐれ・・・欲しいものを要求しても、直ぐに投げ捨ててしまう。

歯が生えてくる時の痛みなどに良く使います。

5.ARSENICUM   ALUBUM

上部と下部両方の消化管にみられる急性中毒症状、特に同時におこる
下痢と嘔吐に対して良く使います。

キーワードは
・虚脱
・焼け付くような感じ
・寒気
・恐怖心
・落ち着きのなさ
・真夜中以降の悪化
・喉が渇き、ちびちび何かを飲む傾向がある。

下痢、腹痛、吐き気にはぜひ使ってみてください。

6.ACONITE・・・キーワードは

・症状が突然起こる。
・病気の初期には先ず使ってみる。
・冷たい、乾いた風に当たる事により起こる。
・精神的、身体的ショック・恐怖から症状が起こった場合。
・死への恐怖、死ぬ時間を予言するような状態
・恐怖に打ちのめされている、苦悶している、落ち着きがない
恐怖に満ちている、パニックの状態

BELLDONNAに良く似ていますが、Bell.が熱を感じるのに対して
冷たさ,恐さからの発症を伴います。

クシャミ一発アコナイト

7.COLOCYNTHIS

・仙痛(深いところからの痛み)
・発作性の痛み
・体を二つに折り曲げると痛みが改善
・怒りを伴う。怒り後の激痛
・神経痛の後に、しびれ(感覚)がある。

新生児仙痛 過敏性腸症候群 月経困難症 下痢等

8.GELSEMIUM(ジャスミン)

・ゆっくりした始まり
・鈍い,重い、眠そうな、弱い
・予期不安
・震えている。
・麻痺
・喉の渇きはない。
・多量の排尿で調子がよくなる。

よく、インフルエンザに使いますが、全てうまくいく訳ではありません。
上記のキーワードがインフルエンザに良く似ているからです。
似た症状であれば、べつの病気にも使います。(慢性疲労症候群)

9.PULSATILLA

・症状が変わりやすい。
・臆病、涙もろい、慰め、同情、誰かそばにいて欲しいと思う。
・見捨てれられたような感じ、見捨てられると病気になってしまう。
・慰められると症状が改善
・寒がりだが、風とうしの悪い部屋を嫌う。
・外気で症状が改善
・ゆっくりした動きで症状が改善
・喉の渇きはない。
・中程度のカタル性分泌物
・脂肪や脂っぽい食べ物で胃が不調になるので、それらを嫌う。

月経前症候群、結膜炎、麦粒腫(ものもらい)、膠耳(耳の中がべとべと
になる事)、他の部位でのカタル性の感染症、麻疹、膀胱炎、関節炎、不安
等に使います。

10.House dust(部屋の中の家ダニ)

・名前のごとく、家ダニによるアレルギーに使うようです。
詳しくは知りません。

●自然は大きなホスピタル

何かの宣伝ですが、まことにそうだ!と合点がいく次第です。

人は治るように出来ているのです。少しばかり知識がある人は
ちよっと背中を押してあげるだけで良いのでは?

歴史に耐えられたものにこそ、未来のヒントがあるのでは?と
私は考えるのです。
   
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●今週のおさらい

    ・ 人間の体は電流と化学物質で動いている。

  ・病気は気持ちが大事、病は気から

    ・ホメオパシーは免疫療法です。

    ・自然は大きなホスピタル


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●あと書き

なんだかんだと言いながら、なかなか本質の説明までたどり着けませんでした。

しかし、前置きを説明しておかないと後々混乱するので、次回もどういうものか
という事を先にお話いたします。

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今回は、最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
よろしければ、感想や、お便り頂けるとありがたいです。

あなたのご声援が、このメールレター作成の原動力です。\(__ )
よろしくお願い致します。


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この稿の著作権は松下勲夫にありコピーなどあらゆる意味でその利用は禁止されま
す。


 【我々のミッション】

人間には自分自身を治癒させ、癒せる力があるとの信念に基ずき、

伝統的な医療情報をお伝えし皆様の役に立つこと。

【我々の取り組み姿勢】

自分自身の経験や実践からの話を中心にして、聞きかじりや本で読んだ

物を伝える事をなるべく避けたいと考えております。

 
『簡単・簡潔・即効性の代替医療情報』に掲載された記
事を元にして発生した損害やトラブルに対してはnet-dental代表
および発行人はその責を負いません。


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  ●心と体について
  ●症状について
  ●薬について
  ●自然界の階層構造について
  ●最近の薬事情について
  ●伝統的な薬について
  ●音楽に於けるクラシック
  ●今週のおさらい
  ●あと書き
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このメールレターは、
         イサオ歯科クリニックのメール会員のかた、 および
         net-dentalに資料請求頂いたかた
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こんにちは。
net-dental 代表の松下と申します。

創刊号で時間がかかりすぎましたので、言葉や文法には目をつぶっていただき
とにかく情報をお出しするようにします。

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●ことわざについて

心と体の相関性については、色々と日常でも使う言葉があると
思いませんか?

病は気から!

心頭滅却すれば火も又凉し

笑う角には福が来る?        net-dental  http://www.net-dental.jp/

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それでは具体的な内容に入っていきましょう。

●心と体について

何となく、心と体は関係があると解かっていながら、日常でこの事
を科学的に証明あるいは、理屈を解かり易く説明できる方がいなかった。

或いは、そういう事を言い始めると、霊だとか、つきだとか、運、占いとか
そういうオカルト的な方向に入っていく傾向が見られるからではないかと
思います。

どんな科学的な発明、発見もまず事実から始まる事が多いように思います。
先ず、事実がありそれは何故かと考える所から科学は発展してきたように
感じます。

ですから、先人が経験則として残してくれた色々な教訓や言葉を、科学的(現代
科学的証明法による)に検証するのは、大事だと私は考えます。

では、人間の体と心(脳、思考)を結びつけているのは、果たしてなんなのでしょう
か?

新潟大学 免疫学教授 安保徹先生は、その著書で心と体を結ぶものは、自律
神経だと述べておられます。

医師が書いた本としては、かなり売れているのでご存知の方も多いのでは。

人間の体には、意識的に動かせる体性神経と、動かせない自律神経があります。
自律神経は、心臓や腸の動き、寝ている時に勝手に働いてる呼吸等のように、
意識しなくても働いている組織を支配しているといえます。

この勝手に働いている神経も実は、意識に影響を受けているのです。

例えば、試験前、好きな人の前で、これから勝負という時、みんなどきどき
しますね。心臓は意識しただけではどうしようもありませんが、興奮したり
落ち込んだりすれば、変化が現れます。

自律神経は、意識にある程度影響を受けているということです。そして、天候や
その他もろもろの事柄にも影響を受けているのです。

これは、あらゆる刺激から、体を防御或いは順応させる為の自然の贈りもの、
自然のサーモスタット(調節機)だと思います。

さて、この自律神経が、人間をばい菌やウイルス、癌やその他の病原から守って
くれている免疫機能というものを支配し、コントロールしているのを、免疫学の先生
が科学的に証明したのです。

ですから、色々な状況で人は自律神経が乱れ、免疫が乱れ、病気になります。

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●症状について
人は症状が出た時に病気になったと思い、薬を飲んだり、医者に診察を受けたり、安
静にしたりします。

しかし、医学的にいえば、症状は病気ではなく、体が正常な状態に戻ろうとしてい
る、あるいは、治ろうとしている状態だと言えます。

例えば、風邪をひきます。するとウイルスを出そうとして全ての排泄機関から
ウイルスを吐き出そうとします。咳、痰、クシャミ、涙、これらは、異物であるウイ
ルスを追い出そうとする体の自浄作用なのです。

何か悪いものを食べたとします。すると吐き気を催し、下痢をしてばい菌や毒物を
出そうとするのが症状なのです。

症状を、ただ抑えるという事がどんなに恐い事か解かりますね。

だから、原因に効くのではなく、症状だけに効く薬がどんなに恐いか解かりますね。

ひどい状態でなければ、症状を抑えている間に自然治癒力である程度は回復します
が、原因がとれていない場合症状は長引きます。

感染と発症という言葉があります。ばい菌が人間の体の中にはいることを感染と言
い、症状が出ることを発症と言います。

ばい菌が体の中に入っても症状が出ずに、ずっと悪さをしなければ、共生している状
態ですから問題は無いと言えます。

人間の体は、ばい菌と常に接触している部分と、していない部分から成り立っていま
す。

接触している部分にもばい菌が常に入り込もうとしている訳ですが、皮膚や上皮とよ
ばれる部分は短い時間ではがれていく事によりばい菌の進入を防いでいるのです。

ここで何故症状がでるのかを考えてみます。例えば、怪我をして大量のばい菌が、体
の中のばい菌が存在してはいけない場所、血管や重要な臓器に入りこんで来たとしま
しょう。

ばい菌に犯されて正常な仕事が出来なくなると困りますので、体は色々な仕組みを使
い元の状態に戻そうとします。

まず、ばい菌が入った時には防衛軍である免疫細胞がこれを捕まえ果敢に攻撃をしか
けます。

そのとき色々な科学物質が出てきて、体に反応が起こり、大量の血液が集まって大量
の免疫細胞をその部分に集めようとします。

ズッキン、ズッキンするのは血管が開き太くなったのでその流れを感じている訳で
す。血液中には大量の免疫細胞がいる訳ですから、防衛反応としては極めて合理的で
す。

熱がでるのも免疫細胞を活性化する為には、必要な事なのです。

痛いのも、血液の流れが良くなった為であり、怪我の状態を早く良い状態にもってい
く為には必要なことなのです。

ですから、耐えられない症状やその事により命の危険が迫るようであれば症状の緩和
は必要でしょうが、これを病気を治しているのだと勘違いしないことです。

病気を治すには、病原をやっつけたり、怪我を修復するのが一番なのです。

ですから、免疫力、自然治癒力を高める方が合理的だと私は思います。一般的に医師
が処方する薬には、症状を抑える薬が多く、その副作用を軽減する為の薬という具合
に薬が多くなる傾向にあります。

私の知る限り、西洋医学的には、病原に対してはっきり効果が証明されているのは抗
生物質ぐらいじゃないかと思っています。後は、症状を抑える薬が大半なのではと考
えています。

つらい症状をなんとかしたいと誰もが思うし、私もそうでした。しかし、根本的な原
因治療でないとスカッとしませんし、長く症状だけを抑える薬を使うと、必ず副作用
がでてきます。

病原が何か解からないにしても、生命には治癒能力がある訳ですから、それを刺激し
た方が合理的な感じがします。

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●薬について

薬には、生薬(天然の物)と化学合成薬があります。保険適応の物は圧倒的に、化学
合成薬が多いのではと思います。

ここで問題、生薬、例えば漢方薬と化学合成薬の作用機所の違いを述べてみます。

生薬はどちらかというと、原因であるばい菌や病原をやっつけたり、排除したりする
訳ではなく排泄能力を高めたり、治癒能力をを高める事により、即ち免疫力を高める
事により病気を治癒させようとする薬です。

抗生物質のように、ばい菌に対して、強力に作用するものもありますが、瀕死の状態
ならいざ知らず、使い方がかなりいい加減なのです。

もともと、抗生物質は効き方が劇的ですから、使うと病原菌のみならず有用なばい菌
(例えばお腹の中の乳酸菌とか)までもやっつけてしまうのです。

またさらに、頻繁に使うと耐性菌といいまして、抗生物質が全く効かないばい菌がで
きてしまうのです。病院に入院して手術は成功したが、その後、ばい菌により死亡と
いう記事(院内感染)を読んだ事がある方もいらっしゃるのでは。

・・・・・・・私が薬を使いたくない理由・・・・・・・・・

1.合成品である薬は、製薬メーカーが長年の研究と莫大な資金を使い開発します。
元手を取る為には、大量に生産、販売しなければなりません。従いまして、大量生産
できるためには、機械で大量に合成します。

化学式の亀の子に-OHやら、-H、 -CH3が付いてる中学や高校の化学で習ったあれで
す。

合成薬は、化学物質ですので、天然のものと違い排泄や分解がしにくく体の中に残り
やすいのです。

使用説明書に必ず書いてある、使用上の注意や副作用の記述はそれと関係あります。

2.化学合成薬が、薬局や病院で使われるようになる前に、メーカーは

顕微鏡レベルでの細胞実験⇒小動物実験⇒治験(患者でのテスト)という事を行い
データを取ります。

このデータに基ずき厚生労働省などの政府機関に書類を出し認可されて、始めて医薬
品として認められます。さらに、日本の場合、保険適応にしてもらうために厚生労働
省や議員などにも働きかける為の費用もかかりるのでは。

又さらに、薬局や医師に使ってもらう為に、説明会やなんらかの販促費用がかかるの
です。

    ここで問題なのが、データだけで良いと言う事実です。

役所の方は忙しいので、いちいち実験を検分したり、治験の患者に尋ねて確認すると
いうようなことはいたしません。どちらかというと、マニュアルどうり、書式が整っ
ているかが重要なのです。

メーカーが嘘をいうとは思えないというのが前提なのでしょう。

しかし、メーカーとしても、良いデータを出してくれるところしか治験を頼まないの
はあたり前の事なのです。当然良いデータを出してくれる所に頼むことになります。
 

又、どんなに副作用があっても、ターゲットである病気に対して有効性が強い場合認
可されます。

癌の場合、小さくなったかどうかが問題で、非常に強い副作用があったかとか、寿命
が縮まったということより、小さくなれば有効と考えられ世に出る事になります。

     とても恐い事ですね!

3.漢方などの生薬も、安全性が高いとはいえ薬は薬です。処方を間違ったりすれば
副作用が出ます。それに化学薬品と違い、免疫力に働きかけるということでは、即効
性に劣るという欠点があります。

それと、漢方薬に習熟した方が少ないという事と、利益が低い為か診察に余り時間
をかけ無い事が多いようで、その為に効果が出ないという事も多いのかもしれませ
ん。

●自然界における階層構造について

自然界は数多くの階層に分かれています。例えば、生物界では、ミクロの超ヒモから
クウォーク、原子、分子、超分子、細胞、組織、器官、個体(人間の体等)、種社
会、地域生態系、地球生態系、太陽系、銀河系、・・・・・・

そして、研究を行う場合、生物に関しては、分子や細胞レベルでの研究が多いように
思います。
研究する場合、ある階層での研究にしぼらないと成果が出ないという事があるからで
す。

この分子や細胞レベルでの研究の成果を別の階層、例えば、個体(人間)というもの
に当てはめる場合、あまり役に立たないことが多いのです。

その為に、分子レベルの研究や組織レベル、器官レベルの成果を人間に直接当てはめ
る場合、副作用の心配がありますので、動物実験やさらに、人間を使った治験という
ものをせざるをえない訳です。

そうやって新薬というのは出来てくるのです。

伝統的な治療の場合、分子レベルや細胞レベルでの研究はないのですが、(最近はい
ろいろと調べられています。)経験的に個体である人間に効果があるという事は解
かっているから、ずっと生き残ってきたとも言えるのです。

鍼灸や漢方薬が何故効くのか、西洋科学的には説明できないところもあります。でも
使っている方はいますよね。それは、効果があるからです。

化学と物理は別々に習い、それぞれ別の分野として私たちは考え応用して成果を上げ
てきました。

ひとつの事柄を一つの学問で説明できないのはあたり前で、使いやすくするためにそ
うしている訳です。故に誤差が生じます。

物理でも、ミクロの世界と私たちの世界、そして銀河系や宇宙とは違う法則でしか説
明がつきません。

すべてを統一する理論がないからです。その中で、物質とエネルギーと言う一見違う
ものの関係を数学という論理で解明したのが、20世紀の科学者であるアインシュタ
インです。

ただし理論であり、現実にはかなりの誤差があります。

私が勉強している、鍼灸・刺絡療法やホメオパシーというものも、化学的な物質では
なく、このエネルギーにより効果があるのでは、と考えられているのです。
             
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●最近の薬事情
忙しい医師たちは、学生時代と違い、ゆっくり薬について調べる時間はあまりありま
せん。
メーカーの方の売り込みを鵜呑みにする方もおられるようです。

神奈川県でも、保険医協会という機関が新薬の説明会を開いたりして、開業医に
新しい薬について啓蒙しているのを何度も体験しました。

協会や医師会館ならいざしらず、別の場所で、それもメーカー負担の会場で、お弁当
配布を受け、メーカーが連れてきた大学の先生や研究所の先生の話を聞いても、手前
味噌な、都合がよい事しかお話にならないのではと思います。

      卒業してしまうと忙しくて、新しい事や薬について勉強する時間がない
      のです!
     
      検証する時間がないのです!

手術などや処置は、経験を積めば積むほどうまくなります。薬だって本当はそうなの
です。

ところが、学生時代に習ったものは、メーカーの都合や保険点数の改正とともに使わ
れなくなり、

新薬、新薬という流れになってしまいます。ここに大きな問題点があるのです。

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●伝統的な薬について
漢方やアーユルベーダに代表される生薬は、天然の物を使っているということだけ
で、使う方も多いと思います。

確かに排泄に優れ、変化がないわけですから医師が使い慣れたらかなり効果が期待
できるのではと思います。

しかし、教えてくれる機関が少ない、故に使い慣れた医師が少ない、保険に導入され
ているか、又、医院にメリットがあるかという問題もあります。

やはり、利益の大小は経営にとりまして重要な問題ですから

●音楽におけるクラシック
本当に良いものは、世紀をまたいで、何世代も続いていきます。音楽に於ける
クラシックや伝統芸能というものもそうです。

有形のもののみならず、音楽や芸術など無形のものでも良いものとは残ると思いま
す。

医療においても同じ事が言えるのでは?

時代の変遷を経て変化はするでしょうが、中心は不変のような気がします。

もしかしたら、歴史に耐えられたものにこそ、未来のヒントがあるのでは?と
私は考えるのです。
   
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●今週のおさらい

    ・心と体は不可分

    ・症状は体が治ろうとしているサイン。

    ・薬は使う人が使い慣れていることが重要です。

    ・古典には、生き残った理由がある。


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●あと書き
始めてのメルマガでの配信ですから、どのようにしていいか考えているうちに
時間ばかり過ぎて行きました。

これからは、言葉ずかいのおかしさには目をつむり、本題である代替療法について、
早く、具体的なものを述べて行きたいと思っています。


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今回は、最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
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