川崎市中原区の歯科医院
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創刊号2004.5.13
2号2004.5.29
3号2004.6.10
4号2004.6.24
 5号2004.7.08
6号2004.7.22
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簡単・簡潔・即効性の代替医療情報
 
net-dental 代表 松下がお送りします。net-dental  http://www.net-dental.jp/

□■□■□■□net-dental会員:101名 ■□■□■□

<今週のポイント>

   ●  ご挨拶
  ●女性特有の病気について
  ●口腔科として感じる事  
  ●成功哲学について  
  ●今週のおさらい
  ●あと書き


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 このメールレターは、まぐまぐ
を通じて皆様
に配信しております。

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こんにちは。
net-dental 代表の松下です。
今回は、実際の症例を中心にお話しようと思います。
ホームページを開設し、検索対策をするようになって
から、アクセスが増え、質問や相談を受けるように
なりました。

しかし、開業医である以上、ネットでの便利屋的相談や
私の病気は何でしょうかとか、どうすれば良いか等には
時間の制約上お答えする場合としない場合があります。

実際の治療となれば、面談しないとあまりわからない事
が多いからです。

そして、殆ど休み無く働いている私の健康上の問題もあり
ますので、診療所として関係があるものにのみ、できるだけ
答えています。

答えを一人だけに与えるのでは、その答えが他の人に
とり有効な場合、時間の無駄になりますから、メルマガ上
で取り上げますので参考にしていただければと思います。

話は変わりますが、偶然に,以前ホメオパシーの勉強をしていた
学校で臨時の講師であった,ヨーロッパ出身のホメオパシー専門
の医師と連絡がとれました。

以前は神戸にいたのですが、現在は横浜の,国連大学統合医療
専門研究員として働いているようです。

日本語に精通し、漢字も読めるとてもすぐれた医師です。当然
日本では、彼女程のホメオパシーの知識や経験をもった医師や
ホメオパスはいないと思います。

私の後輩は、歯科医であり医師でもあるのですが、代替
医療を専門とする為に、医師になり、現在診療とともに、NPO
国際統合医学教育協会というものを主催しており、そこでは

いろいろな代替、伝統、少々オカルト的な治療も含めて、
セミナーを渋谷の国連大学で開催しており、その機関紙
に投稿する形で彼女が接触してきた為に居場所がわかった

という事なのです。今度その方に接触し、ホメオパシーの質問を
するとともに、相談会、講演、色々な関連のセミナーなどを提案
してみるつもりです。

そして私自身少し調子が良くないので、ちゃっかりどんな
レメディーが私の免疫力を上げてくれるのか教えてもらう
つもりです。

彼女曰く、「自分のことはわかりませんので、自分の診断はでき
ません。」そのとうりで、自分のことはなかなかわからないのです。
                          (^o^)

 日本ホメオパシー医学会 http://www.jps-homeopathy.com/

 net-dental http://www.net-dental.jp/ 


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●女性特有の症状について

私は、産婦人科のことは良く解からないのですが、生理に伴ういろいろ
な症状は、男性にはわからない大変な重荷であるようです。

井穴・頭部刺絡療法研究会での症例発表での一例

患者・・・ 36歳女性

主訴・・・ 重度のひどい月経痛

既往歴・・小学校1年から手足に冷え・白髪がある。
     毎春、目が痒い、鼻水、鼻詰まりのアレルギー
     症。小学5年時、左顎関節症になり、現在も右
     で噛むクセがある。平成14年、左蓄膿症を薬で
     治す。
現病歴(現在の病気)
  ・・・患者は12歳で初潮、以来、毎回激しい小腹絶倒
     を伴う生理痛からの回避に悩む。
     これまでに何度か病院の治療を受けるが、その
     状態に変化はなく、現代医薬の療法にも限界
     を感じ、鍼灸治療での効果を試す為に来院。

     1)月経周期は、20歳代は29〜32日、30歳代では、
     26〜27日とやや短くなった。

     2)毎月の中ほどに、無症状の日が5〜6日だけある。
     月経前後の9〜10日間は、間歇的な下腹痛を伴う苦
     痛の日々が続く。この繰り返しを長年続けてきた。

     3)生理前後;毎月20日程常に下腹がきしみ、重く
     ジリジリと痛くうずく。生理直前はさらに痛みの
     頻度が増し、その都度トイレに駆け込む。
     毎回鎮痛剤を服用していた。
    

     (・・・・鎮痛剤を使えば、一時的に症状は抑えら
     れますが、痛みは治ろうとする時に血管が広がり、
     その時に神経を刺激して出るものなのです。だから

     原因に効く訳でない対症療法であれば、必ず再発す
     るし、薬が変化したものが体に残留し、これがさら
     に交感神経を刺激し冷え・頭痛・イライラなどの

     副作用となり、薬による病気の悪化スパイラルを来
     たすのです。
     
     ⇒  原因治療や免疫治療が大事です!・・・・)

     4)排卵日頃には、腰が痛くなる。

     5)出血量は少ない。月経時は、赤黒色のレバー様の
     凝塊血が排出されるが、排出までが大変で苦しく、
     鮮血になって終わる頃楽になる。
     
     6)生理中は、腹痛が数時間から1〜2日持続、仙骨部
     外陰部、肛門などに関連痛。悪心・嘔吐・頭痛・めまい
     乳房痛・頻尿・便秘・下痢・不眠などの症状を伴う。
     
     症状がでるのではないかという恐怖感の為に、対人関
     係がうまくいかず、家庭内でも孤立。精神的被害は甚
     大である。
     
     
患者の生理痛の影響
  ・・・1)患者は小・中・高・大学を通じて、同級生
     との付き合いはあまりなく、なにをやるにも体
     の異常に留意し、体調にあわせた生活型にして
     きた為に、人付き合いが悪いという印象を与え
     ていた。
  
  ・・・2)社会人になってからは、ハードな仕事と責
     務、交際など、人間関係に配慮しようとすると
     無理が生じ、職場や組織に関わる事を断念、引

     きこもりの生活にはいってしまう。

所見(顔や体の状態を目で見ること)
  ・・・顔面蒼白、舌は黒く、お腹の肝臓、肺の皮膚が
     浅黒い。腹部にお血様硬結(しこり)
     仙腸関節部は触れるだけでびくっとする程過敏

治療経過
1)
H.15.10.6日 生理開始
初診は10/10,連日6回・・・手の薬指の井穴(せいけつH5)、
足の親指、人差し指、薬指、小指の井穴(F1,2,6,5,4)
を刺絡、出血させる。

10/18 3日毎に3回・・・場所は同じ

10/27 同様・・・H5,F5

10/31 治療後夜半から生理

★ でん部(おしり)、陰部に掻痒感(かゆみ)があったが
全身的に湿疹拡大、常にモヤモヤした頭、全身倦怠感がとれ
スッキリ、活力がでる。体を動かしてもスゴク気持ちが良い。
生理開始後19日目・痛みは若干。治療後2日間はハイな気持ち★

・・解説 術者は鍼灸師、刺絡の経験は2〜3月といったところ
で、うまくは無い。しかしそれでも効果は出ている。湿疹がで
たのは漢方に於ける好転反応、皮膚や粘膜は排泄器官であるから

毒素を出そうとして湿疹が現れる。体の内部に毒素が溜まって
いてそれを排泄しようとして湿疹が出ることがある。

これはホメオパシーではよくある現象。・・・

・・・Hはhandで手の意味、Fはfootで足の意味・・・

2)
11/01 生理開始 

11/04 風邪引き・・・H1,6,5  F1,2,6,5,4を刺絡

11/25 同様の治療

★痛み大幅に軽減、悪寒(寒気)戦慄が無い。以前は生理中話が
できなかったが、出来るようになる。下腹部・ソケイ部のシコリ
に緩む変化が見られる。★


3)
11/26 治療後、生理開始・・・H5,F5

12/01〜18日目まで H1,6,5 F5

12/16・・・H5,F5

★腰が重い・痛む・冷える状態が軽減される。
生理の出血は濃いものではなく、鮮血に多少血塊が混じる程度。
しかし脂汗はかなりあり、鎮痛剤を1回だけ服用
生理前の下腹部のモヤモヤ感・痛みは少ない。★

4)
12/22 生理始まる。生理の期間が正常になる。

12/25・・・生理後5日目、痛み殆ど無し H5,F5

1/13・・・2〜3日毎にH5,F5

1/15〜28日目までの4回連続・・・H5,F5

★生理2日前から連続的な自発痛が断続的になり持ちこたえる。
頭痛・身体重い・肩凝り・痛みがある。
出血の量や色が悪くなる。いよいよ出るべきものが出てきている
ような感じ。(毒素排泄か?)
家中に笑いが多くなり、体臭様の臭いがキツイ(毒素排泄か?)★

5)
1/18・・・1日目 生理開始 正常 H5,F5

1/22・・・5日目から15日まで4回 H6,F4

2/4・・・18日目、先月より尚一層楽な日常が過ごせ
る。
2/7〜2/13日まで連続7回・・・H5、F5

★胃が悪い・吐き気などの症状がでてきた。副交感神経を抑制して
きたので、反動で交感神経が緊張してきたと考える。H6,F4刺激によ
る交感神経の抑制を行う。★

6)
2/13・・・治療後、その日生理始まる。

2/20・・・生理終了後の治療・・・H6,F1,2,6,4

3/2と3/4〜27日目まで連続7回 H5,F1,2,5

治療後生理始まる。

★胃・鼻詰り等の他に、肝臓・脾臓の働きを強化(F1,2)
生理の3日が終わると、気分はルンルン♪♪♪厳寒でも散歩
性格が明るくなる。良く笑い話す。★

結果として状態は改善されていますが、以前の状態からの
恐怖を脱しきれない様子。

トラウマを克服すべく精神的ケアーが必要なのではという
締めでした。

<解説>
人間が病気になるのは、免疫系が弱くなるか、病原が強すぎる
為に起こる事が多いと思います。それ以外の遺伝病等は少し異
なりますが、ほぼこれにより説明できると思います。

では、免疫系を弱らせる、或いは乱すものは何かと言えば、天
候であり、月経、食べ物、その他です。

この、その他に肉体的、精神的ストレスや症状を抑える薬などの
副服用、放射線、病原としての大量のばい菌やウイルス、病原性
原虫、科学薬品、食品添加物等色々存在するのです。

治療としては、西洋科学的な治療であれば、ばい菌等に対しては
抗生物質という強力な武器がありますが、副作用の問題や耐性菌
の出現があり、ウイルスや慢性疾患に対しては原因ではなく対症

療法となり、反対に免疫系統を弱らせ病気を長引かせるだけでな
く薬の副作用というおまけまで付いてきます。

自然療法と呼ばれる伝統的な療法は、本来人間が持っている最高
の治療薬である免疫機構を刺激して、実に巧みにバランスよく副
作用もなく治療してしまいます。

ただ、即効性の症状の緩和ができないので、現代人には向かない
と考えられてきたのですが、組み合わせによりこれも解消される
ものと考えています。

★ホメオパシーでは?
ホメオパシーでは、患者の精神、生理、部分的症状を聞き取り
その中からstrange,rare,peculiar、奇妙で,珍しく、特異的な物
をとりだし、レパートリーという書物やそれにでているレメディー

をさらに薬理学書であるmateria medicaで検討を加え、最類似薬
(similimum)を探していくわけです。

このsimilimumがみつかれば、患者の免疫力や自然治癒力(血液の
流れや修復細胞の活性化)を賦活化させることにより体が適切に
副作用もなく健康な状態へと患者を導くのです。

自然は大きなホスピタル!(^_^;

しかし、じっさいの臨床でレメディーを探すという事になると、時
間がかかり過ぎる為に早く処方できる工夫が為されています。

例えば、月経前症候群(P.M.S premenstrural syndrome)
に使われて、その75%以上に効果があるといわれるレメディーがあり
ます。

Lachesis(ヘビの毒から作られたもの)

Sepia(イカ墨から作られたもの)

Nat-mu(塩から作られたもの)

Pulsatilla(ウインドウ・フラワー、アネモネという草はこの一種です。)

これらの特徴を押さえておけば、適切なものを使う事でかなりの確立で
症状の緩和ができるのかもしれないのです。

簡単な処方付きガイドブックが売られていますから、一度お使いになっ
て試してみられたらどうでしょうか。

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●口腔科として感じること。
歯医者は、口の中に、何か固形物や詰め物を入れたり、歯を抜いたり、歯
並びを整える所という感じを皆さんはお持ちでしょう。

しかし、病気を治すという観点からすれば、虫歯というばい菌の塊を確実に
除去する事が大切ですし、その時に歯髄(神経や血管)を傷つけないように
するにはどうしたらよいかとか、運悪く神経を除去しなければならない時に

どうしたら、ばい菌や腐りやすい歯髄組織を綺麗に、又、歯を弱くしないよ
うにする為にはどうしたらよいかを考える事が、大事だと私は考えています。

綺麗にしたり、矯正をする時に必ず歯を悪くしますので、医原的な傷害を少
くする為にはどういう風にすれば良いかを考える事が重要なのです。

最近は顎関節症の方や脱臼ぎみの方がよくお見えになります。しかし口が開
かないだけでなく、頭痛や肩凝り、眼性疲労もひどく時間的な問題もあり、
刺絡療法をよくやるのです。本当にストレス(パソコンストレス)が多いな〜

と言う感じを受けます。

整体や整骨,あん摩マッサージにもよく通われているみたいで、老人ばかりが
通う整形外科と対称的な感じなのです。

刺絡の場合,大体2〜3回で調子がよくなり体操などを教えますから以後通院す
る事は余り無いのです。

噛みあわせが原因だとして、噛みあわせをいじくったりする先生も多いのです
が、いじくる前に刺絡療法!と私は言いたいのです。

先ずは、体に傷を付けない方法を探す事の方が医学的には大事なのでは。

大学で、癌の患者さんや色々の病気の患者さんを診てきた、私のような人間にと
りまして、歯学部での歯科的実習は大工仕事としてはそれなりに難しい事かも
しれませんが、社会からは決して高い評価を得られるものでは無いと考えて
おります。

金属アレルギーや金属電流による体への影響も病気を起こす原因になりますので
そういった勉強も大事なのでは。

私は、噛みあわせや、入れ歯の勉強の為に10年以上苦しみましたが、今となりま
しては、ちゃんとした所で鍛えられていたら、こんなに長い時間はかからなかっ
たのではという思いが強いのです。

大学というのは、本当に小さなことを朝から晩までやっているところで、全体的
に人間を診たり治療するところでは無いというのが私の感想です。

これからは、歯科ではなく口腔科の医師として、癌や難しい病気を治せ虫歯も歯周
病も、ついでに差し歯も入れ歯もやれるようになるべきなのです。

現実の保険制度では、病気を治す治療には殆どお金が払われませんから苦しいとは
思います。

然しニーズはあるのですから、適正な価格を提示し患者に示したら良いのではと考
えております。

私は歯を削るのが嫌で嫌でたまりません。仕方ないとしてもなるべく僅かにし、前
歯に関しては接着剤を使い詰めるだけにしようと常に考えています。

生活が苦しくなるのは覚悟のうえでですから、大変ですが、歯科ではなく口腔科の
医師としての満足はあります。何れは代替医療で生活をし、歯科的なことはやめる
つもりです。

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●成功哲学について

いろいろな成功哲学の本を読んでみましても同じ事が書かれていることが多いのです
が、では何故読んでいても成功している人がいないのか不思議でした。

しかしそれは、実践したか否かが一番重要な事であり、技術の習得と同じで、先ず
師匠に習い、まねし、実践を繰り返してからやり方を自分なりに確立し、その後
別の形を作るというあたり前の方法論が解かっていなかったからだと思います。

やってみることです。

そして守・破・離というやつです。

然し私のように中年になりますと、体力も時間もありませんので、師匠と弟子と言
う形ではなく、近道の為に師匠を変えていくという方法論を使い、より早く技術の
習得を心がけています。

失敗は成功の母です。失敗しない人は必ず失敗します。ある程度考えたら(仮説)行
動、実践、そして検証、これを繰り返す事でノウハウが溜まり、より成功へスピード
アップできるのです。

ホメオパシーもこうしてものにしていきたいと考えているのです。

歴史に耐えられたものにこそ、未来のヒントがあるのでは?と
私は考えるのです。
   
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●今週のおさらい

    ・女性特有の病気は、刺絡療法やホメオパシーによる自律神経の調節
   で 治療が出来、Lachesis,Sepia,Nat-mu,Pulsatillaなどで75%以上
   が治ります。
  
   ・歯科医院で普通やる事は、医学的にみればできるだけ避けるべき事
   です。

    ・加速成功のためには、いつも近道を探す努力が必要です。
 
   
 
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●あと書き

どんな形が無理なくそして読者が増えるのか考えています。商売をして
いる方は、その為に、自分のホームページから何かを買ってもらうため
のコンテンツの充実と、相互広告や有料広告までしているとか。

私の場合、今の所時間ばかりかかり目標の3000人どころか、ジリ貧なので
新規メルマガを創刊し移行しようと考えています。

やっぱり商売している人とは迫力が違うのかな〜と考え込んでしまう
この頃です。

次回は続きと具体的な症例を提示しますので御期待ください。

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今回は、最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
よろしければ、感想や、お便り頂けるとありがたいです。

あなたのご声援が、このメールレター作成の原動力です。\(__ )
よろしくお願い致します。



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『簡単・簡潔・即効性の代替医療情報』に掲載された記
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